気候変動情報

気温

福岡地点は100年あたり2.55℃、下関地点は1.85℃、飯塚地点は0.92℃の割合で昇温しており、福岡地点の変化傾向が九州・山口県の地点の中で最も大きくなっています。福岡地点の年平均気温の上昇割合は、日本の年平均気温の上昇(1.21℃/100年)割合よりも大きいですが、これは地球温暖化による昇温に加え、都市化の影響やより地域的な気候の影響を受けた結果と考えられます。

 

真夏日及び猛暑日

1940年以降の真夏日(日最高気温が30℃以上の日)の日数の長期変化傾向は、下関地点、福岡地点で有意に増加しており、1961年以降の猛暑日(日最高気温が35℃以上の日)の日数の長期変化傾向は、下関地点、福岡地点、飯塚地点で有意に増加しています。

 

熱帯夜及び冬日

1940年以降の熱帯夜(日最低気温が25℃以上の日)の日数の長期変化傾向は、下関地点、福岡地点、飯塚地点で有意に増加しており、1940年以降の冬日(日最低気温が0℃未満の日)の日数の長期変化傾向は、下関地点、福岡地点、飯塚地点で有意に増加しています。