気候変動とは

福岡県地球温暖化対策実行計画

自然生態系分野

 気候変動に対する順応性の高い健全な生態系を保全・再生するため、これまで行ってきた生物多様性保全対策について、予測される気候変動影響を考慮しながら、より一層推進します。

○:実施中、□:実施予定、☆:今後検討予定

○英彦山等におけるシカの生息数増加による絶滅危惧種の食害が深刻化したため、シカ防護柵の設置やシカの捕獲等を実施します。

○生物多様性の保全と再生を図るため、生物多様性戦略(令和4年3月策定)に基づき、地球温暖化対策と連携した取組を推進します。

○生物多様性に関する多様な情報を集約・統合し、ホームページで効果的に発信・提供を行います。

○福岡県レッドデータブック改訂に係る有識者会議を開催するとともに、野生生物の分類群ごとに分科会を設置し、実態調査を行います。また、福岡県希少野生動植物種の保護に関する条例に基づき、保護の緊急性の高い種について、必要に応じて保護回復事業などを実施します。

○里地里山において、野生動物の生息状況等の調査を行います。

○街路において生態系ネットワーク形成を考慮した樹種の導入を図ります。また、都市公園の整備により、生物の生息空間の形成(緑の保全や緑化)を図ります。