気候変動の影響と適応策

荒廃森林整備事業(その2)に関する気候変動の影響と適応策

影響

既に現れている気候変動による影響

  • 時間雨量50mmを超える短時間強雨の発生頻度の増加に伴う土砂災害発生件数の増加
  • 森林の有する山地災害防止機能の限界を超えた山腹崩壊等の発生による成熟した森林が失われるリスクの高まり
  • 山腹崩壊地に生育していた立木と崩壊土砂が、渓流周辺の立木や土砂を巻き込みながら流下し、大量の流木が発生するといった流木災害の顕在化

将来懸念される気候変動による影響

  • 洪水を起こしうる大雨事象の増加による集中的な崩壊・土石流の頻発
  • 無降水日数の増加や積雪量の減少による渇水、融雪時期の早期化による河川流量の減少
  • 海面の上昇や台風強度の増加による高潮や海岸浸食のリスクの高まり

気候変動適応策

荒廃森林整備事業

長期間放置され今後荒廃する可能性のある人工林に対して間伐等を実施し、水源かん養等の公益的機能が十分に発揮できる森林に整備している。

地域:福岡地域

主体:市町村(大野城市)

情報源

情報ソース
市町村アンケート
出典名
市町村アンケート
作成時期
2020年1月