気候変動の影響と適応策
風水害による旅行者への影響(その3)に関する気候変動の影響と適応策

- 観光業
- 福岡地域
- 宗像市
- 公開日
- 2021年03月17日
影響
既に現れている気候変動による影響
- 風水害による旅行者への影響
- 気温の上昇によるスキー場における積雪深の減少
将来懸念される気候変動による影響
- 気温の上昇、降雨量・降雪量や降水の時空間分布の変化、海面の上昇は、自然資源(森林、雪山、砂浜、干潟等)を活用したレジャーへ影響を及ぼす可能性がある
- A1B シナリオ(1980~1999年平均を基準とした長期(2090~2099年)の変化量が1.7~4.4℃(最良推定値2.8℃))を用いた予測では、2050 年頃には、夏季は気温の上昇等により観光快適度が低下するが、春季や秋~冬季は観光快適度が上昇するという予測がある。
- A2 シナリオ(1980~1999年平均を基準とした長期(2090~2099年)の変化量が2.0~5.4℃(最良推定値3.4℃))を用いた予測では、降雪量及び最深積雪が、2031~2050年には北海道と本州の内陸の一部地域を除いて減少することで、ほとんどのスキー場において積雪深が減少すると予測されている。
- 海面上昇により砂浜が減少することで、海岸部のレジャーに影響を与えると予測されている。
気候変動適応策
釣川河口域における水域ルール会議の開催
離岸流や台風等による水難事故防止のため、海上保安庁や警察署、ライフセービングクラブ等の関係機関を交え、遊泳範囲の設定や水上バイクの利用等について会議を開催し、水域ルールを定め運営している。
地域:福岡地域
主体:市町村(宗像市)
情報源
- 情報ソース
- 市町村アンケート
- 出典名
- 市町村アンケート
- 作成時期
- 2020年1月