気候変動の影響と適応策

福岡県の砂浜侵食に関する気候変動の影響と適応策

影響

既に現れている気候変動による影響

  • 明治から昭和にかけての福岡県の砂浜侵食面積は、189ha

地域:全県

将来懸念される気候変動による影響

  • Bruun則モデルによると福岡県の場合、30cm、65cm、100cmの海面上昇で砂浜面積(271ha)の79.6%(216ha)、95.2%(258ha)、97.9%(266ha)の侵食が生じる。

地域:全県

特記事項:全国9,688海岸のデータセットから得られる砂浜幅・勾配等の条件において、底質粒径を仮定してBruun則に従って汀線が後退した場合の消失面積

関連する気候変動情報

将来予測

海面上昇の値は、IPCC WGⅠ(1990)の予測に基づいて、30、65、100cmの3通りのシナリオを与えている。

地域:全国

情報源

情報ソース
大学・研究機関
出典名
砂浜に対する海面上昇の影響評価(2)-予測モデルの妥当性の検証と全国規模の評価
作成時期
1994年