気候変動の影響と適応策

強雨の変動状況(アメダスデータ)に関する気候変動の影響と適応策

影響

既に現れている気候変動による影響

アメダスデータでみる強雨の変動状況

  • 年最大3日連続降水量が400mm以上となる出現地点数の地域別の推移をみると、四国、九州南部での増加傾向が著しい。
  • 時間降水量30mm以上の降雨の発生傾向は沖縄を除き全国的に増加傾向。
  • 時間降水量80mm以上の非常に激しい降雨は中国、沖縄を除く関東甲信、北陸から西日本にかけて増加し、特に四国での増加が著しい。

地域:九州,西日本

将来懸念される気候変動による影響

  • 年間の水資源賦存量は、北日本・東日本の日本海側、南関東・四国・南九州の太平洋側では現状に比べ同程度か減少傾向となる。

地域:九州

情報源

情報ソース
大学・研究機関
出典名
農業水利における地球温暖化対応のための気象・水文事象の評価
作成時期
2008年6月30日受稿