気候変動の影響と適応策

<日本脳炎>に関する気候変動の影響と適応策

影響

既に現れている気候変動による影響

日本脳炎

  • 患者の発生は西日本に多く見られる。

地域:西日本

特記事項:日本脳炎ウイルスは、日本などの温帯では水田で発生するコガタアカイエカが媒介

将来懸念される気候変動による影響

デング熱

温暖化やヒートアイランドなどで年平均気温

が11℃以上になる地域が今後も増えると、ヒトスジシマカの分布が一層北上する可能性もある。

日本脳炎

温暖化によって日本脳炎媒介蚊の生息域が拡大し、蚊の活動も盛んになれば日本脳炎の発生域が拡大し、ワクチン接種等の対策を十分にとらないと、患者数も増加していくことが予想される。

情報源

情報ソース
出典名
地球温暖化と感染症 いま、何がわかっているのか?
作成時期
2006年