気候変動の影響と適応策

デング熱等の感染症を媒介する蚊(ヒトスジシマカ)の生息域の拡大(その1)に関する気候変動の影響と適応策

影響

既に現れている気候変動による影響

  • デング熱等の感染症を媒介する蚊(ヒトスジシマカ)の生息域が東北地方北部まで拡大

地域:全国

将来懸念される気候変動による影響

  • 気候変動による気温の上昇や降水の時空間分布の変化は、感染症を媒介する節足動物の分布可能域を変化させ、節足動物媒介感染症のリスクを増加させる可能性があるが、分布可能域の拡大が、直ちに疾患の発生数の増加につながるわけではない

地域:全国

気候変動適応策

  • 気温の上昇と感染症の発生リスクの変化の関係等について科学的知見の集積
  • 「蚊媒介感染症に関する特定感染症予防指針」に基づく感染症の媒介蚊が発生する地域における継続的な定点観測
  • 幼虫の発生源の対策及び成虫の駆除等
  • 防蚊対策に関する注意喚起
  • 感染症の発生動向の把握

地域:全国

主体:国

情報源

情報ソース
出典名
気候変動適応計画
作成時期
2018年11月27日