気候変動の影響と適応策

海水表面温度が20℃以上になると細菌の検出率が増加に関する気候変動の影響と適応策

影響

既に現れている気候変動による影響

  • 日本近海の海水には、下痢・腹痛や皮膚疾患、壊死などを起こすおそれのあるビブリオ・バルフィニカスという細菌が存在する。この菌は海水表面温度が20℃以上になると検出率が増加する。

地域:全国

将来懸念される気候変動による影響

  • 上下水道等の基盤や物流基盤が整備されている先進国においては、これらの基盤が大規模異常気象等によって破壊されない限り、地球温暖化による水系感染症の大きな増加はないと予想される。

地域:全国

気候変動適応策

  • 感染症サーベイランス
  • 上下水道の整備
  • ワクチン接種
  • 啓発活動
  • 海水中の細菌数等の各地域における継続的な調査

情報源

情報ソース
大学・研究機関
出典名
感染症への地球温暖化影響
作成時期
2009年