気候変動の影響と適応策
熱中症搬送者数の増加に関する気候変動の影響と適応策

- 暑熱
- 全国
- 国
- 公開日
- 2021年03月17日
影響
既に現れている気候変動による影響
- 気候変動の影響とは言い切れないものの、熱中症搬送者数の増加が全国各地で報告
地域:全国
将来懸念される気候変動による影響
- 熱中症については、RCP8.5シナリオ(1986~2005 年平均を基準とした長期(2081~2100年)の変化量が2.6~4.8℃(予測平均値3.7℃))を用いた予測では、熱中症搬送者数は、21世紀半ばには四国を除き2倍以上を示す県が多数となり、21世紀末にはRCP2.6シナリオ(1986~2005年平均を基準とした長期(2081~2100年)の変化量が0.3~1.7℃(予測平均値1.0℃))を用いた予測を除きほぼ全県で2倍以上になることが予測
地域:全国
気候変動適応策
- 気候変動に伴う熱関連のリスクに関する科学的知見の集積
- 各場面における気象情報及び暑さ指数(WBGT)の提供や注意喚起、予防・対処法の普及啓発、発生状況等に係る情報提供
- 熱中症に関するセミナーの開催、パンフレット作成等
- 熱中症による救急搬送人員数の調査・公表や、予防のための普及啓発
- 外国人旅行者等に対する熱中症等関連情報の発信、熱中症の注意喚起等
- 学校における熱中症事故の防止の教育委員会等への注意喚起
- 農林水産業における機械の高性能化とともにロボット技術やICTの積極的な導入による作業の軽労化
- 製造業や建設業等の職場における熱中症対策
地域:全国
主体:国
情報源
- 情報ソース
- 国
- 出典名
- 気候変動適応計画
- 作成時期
- 2018年11月27日