気候変動の影響と適応策
【製造業】(その1)に関する気候変動の影響と適応策

- その他(自然災害・沿岸域)
- 福岡全域
- 事業者
- 公開日
- 2021年03月17日
影響
既に現れている気候変動による影響
製造業
- 異常気象による原料調達先の工面。
- 豪雨、台風等による施設・生産整備の損傷。
- 異常気象時の交通遮断による従業員の出勤不可。
- 水害により協力工場が被災し、弊社への部品供給が滞り、臨時休業を余儀なくされた。
- 想定外の集中豪雨等の極端な気象現象により、工場が浸水等の災害を受けた場合には生産停止等のリスクがある。サプライヤーで浸水による供給停止を受けたことがある。
- 豪雨等による出張・来客等への影響。
地域:全県
将来懸念される気候変動による影響
製造業
- 集中的な豪雨や豪雪、台風の大型化が増加している印象があり、交通手段とする電車・バスの運休、自家用車通勤の危険性などによる勤務不能日の増加で、残業等が増えるのではないかと懸念している。
地域:全県
気候変動適応策
製造業
- 集中豪雨や台風に備えた施設整備。
- 建屋補強、補修、排水能力増加等。
- 社員や家族の安否と被災情報が把握できるように安否確認システムを導入した。
- 工場内への浸水時土のうによる防水対策。
- 浸水後、場内の油等が油水分離槽より流出しないように対策を立案
- 浸水防止対策(防水堤等)。
- 浸水等への対策として、止水シート、防水板を購入し設置個所の附帯工事の実施、雨水排水溝対策として、逆流防止弁やピット・ポンプの設置工事を実施した。
- 災害時の原材料調達体制を強化するため、サプライチェーンの複線化・冗長化を検討している。
地域:全県
主体:事業者
情報源
- 情報ソース
- 事業者アンケート
- 出典名
- 事業者アンケート
- 作成時期
- 2019年12月