気候変動の影響と適応策
極端な降水事例の将来変化に関する気候変動の影響と適応策

- 全国
- 公開日
- 2021年03月17日
影響
将来懸念される気候変動による影響
- 総降水量の少ない雨が減り、多い雨が増え、かつ、最大時間降水量の小さい雨が減り、大きい雨が増える。
- 極端な降水事例の将来変化では、21世紀末には、深層崩壊リスクが最大で30%増え(東北と中部から西の地域で有意な変化)、表層崩壊リスクが最大で20%増える。
地域:全国
特記事項:<気候モデル>
MRI-AGCM3.1S(水平解像度20km)
MRI-AGCM3.1H(水平解像度60km)
解析対象期間
次の3つの期間の各25年
現在気候:1979~2003年
近未来気候:2015~2039年
将来気候:2075~2099年
指標
深層崩壊リスク:一雨総降水量、半減期72時間の実効降水量
表層崩壊リスク:一雨最大時間降水量、半減期1.5時間の実効降水量
情報源
- 情報ソース
- 大学・研究機関
- 出典名
- 全球大気モデルによる土砂災害関連指標降雨の将来変化
- 作成時期
- 2011年6月