気候変動の影響と適応策

極端な降水事例の将来変化に関する気候変動の影響と適応策

影響

将来懸念される気候変動による影響

  • 総降水量の少ない雨が減り、多い雨が増え、かつ、最大時間降水量の小さい雨が減り、大きい雨が増える。
  • 極端な降水事例の将来変化では、21世紀末には、深層崩壊リスクが最大で30%増え(東北と中部から西の地域で有意な変化)、表層崩壊リスクが最大で20%増える。

地域:全国

特記事項:<気候モデル>

MRI-AGCM3.1S(水平解像度20km)

MRI-AGCM3.1H(水平解像度60km)

解析対象期間

次の3つの期間の各25年

現在気候:1979~2003年

近未来気候:2015~2039年

将来気候:2075~2099年

指標

深層崩壊リスク:一雨総降水量、半減期72時間の実効降水量

表層崩壊リスク:一雨最大時間降水量、半減期1.5時間の実効降水量

情報源

情報ソース
大学・研究機関
出典名
全球大気モデルによる土砂災害関連指標降雨の将来変化
作成時期
2011年6月