気候変動の影響と適応策
コヒメビエに関する気候変動の影響と適応策

- 農業
- 西日本
- 公開日
- 2021年03月17日
影響
既に現れている気候変動による影響
コヒメビエ
- 熱帯・亜熱帯を中心に分布するコヒメビエが九州地方の熊本県と宮崎県で見いだされた。
地域:九州
将来懸念される気候変動による影響
コヒメビエ
- 九州山地及び筑紫山地やその周辺などの32地点(福岡県内は2地点)では定着不可能と推定されたが、最低気温が1℃上昇したと仮定すると、32地点のうち7地点(福岡県内は2地点)では定着可能になると推定された。種子がこのような場所以外に持ち込まれると、 コヒメビエがさらに分布を拡大する可能性を示している。
地域:九州
特記事項:11月から翌年3月までの冬の期間に-5℃以下の最低気温の総日数が1988年から1992年までの5年間で4日以上となる場合をコヒメビエの定着の不可能な越冬条件として、九州地方の114地点での気温データを調べた。
情報源
- 情報ソース
- 大学・研究機関
- 出典名
- 九州地方に発生したコヒメビエの小穂と穂の形態と低温での種子の死亡条件から推定した定着不可能地点
- 作成時期
- 1995年11月29日受理