気候変動の影響と適応策

福岡県地域防災シンポジウムの開催に関する気候変動の影響と適応策

影響

既に現れている気候変動による影響

  • 全国各地で土砂災害が頻発し、甚大な被害が発生

将来懸念される気候変動による影響

  • 短時間強雨や大雨の増加に伴い、土砂災害の発生頻度が増加するほか、突発的で局所的な大雨に伴う警戒避難のためのリードタイムが短い土砂災害の増加、台風等による記録的な大雨に伴う深層崩壊等の増加が懸念
  • 21世紀末のRCP8.5シナリオにおける斜面崩壊は、都市近郊の丘陵地に大きな被害をもたらすと予測
  • 砂防学会の報告書によると、降雨強度が1.2倍程度になった場合、一定区域内での斜面崩壊数は1.8 倍程度に増加し、崩壊発生のタイミングも早くなること、また、累積雨量が400mmを超過するケースが増えると、地下水位上昇の影響を受けて深層崩壊発生の危険度が高まることが指摘

気候変動適応策

福岡県地域防災シンポジウムの開催

県民の防災意識の向上と自主防災組織の設立促進・活性化を図るため、防災に関する知識の習得及び自助・共助意識の高揚を目的とした講演やパネルディスカッションを実施する。

地域:全県

主体:県

特記事項:※R1年度は筑後地域(久留米市)で開催

情報源

情報ソース
県データ(県庁関係課アンケートを含む)
出典名
県庁関係課アンケート
作成時期
2020年1月