気候変動の影響と適応策

<玄界灘、豊前豊後、有明海>に関する気候変動の影響と適応策

影響

将来懸念される気候変動による影響

玄界灘:砂浜面積3.57km2

  • 10cm、20cm、30cm、40cm、50Cm、60cm以上の海面上昇でそれぞれ19%、38%、57%、76%、95%、100%の砂浜が消失するという予測。

豊前豊後:砂浜面積0.91km2

  • 10cm、20cm、30cm、40cm、50cm、60cm、70以上の海面上昇でそれぞれ16%、31%、47%、63%、78%、94%、100%の砂浜が消失するという予測。

有明海:砂浜面積0.00km2

  • 10cm、20cm、30cm、40cm以上の海面上昇でそれぞれ29%、58%、88%、100%の砂浜が消失するという予測。

地域:全県

特記事項:海岸情報データから得られる砂浜幅の条件において、底質粒径(3mm)と砂浜勾配を仮定してBruun則に従って汀線が後退した場合の消失面積

※Bruun則:海面が上昇すると縦断地形は新しい水位に対する平衡地形に向かって変化するため、静的な後退以上に砂浜は侵食され、汀線が後退する。

関連する気候変動情報

将来予測

海面上昇量は、全国一律に0.10mから1.00mまで0.10m毎に与えている。

地域:全国

情報源

情報ソース
大学・研究機関
出典名
海面上昇による全国の砂浜消失将来予測における不確実性評価
作成時期
2014年3月28日受付