気候変動の影響と適応策

高潮偏差に関する気候変動の影響と適応策

影響

将来懸念される気候変動による影響

  • 高潮偏差の最も増大する台風経路においては、周防灘北岸の沿岸は、高潮により全般的に約3mの高潮偏差が生じ、海面上昇後の高潮偏差を加えた可能最高海水位は5m前後となる。

この場合の行政区域における高潮災害のポテンシャルは以下のとおり。

北九州市門司区・小倉南区

危険区域の沿岸長:31,461.7m

浸水区域:25.4km2

浸水被害人口:60,786人

苅田町

危険区域の沿岸長:19,404.6m

浸水区域:15.3km2

浸水被害人口:24,163人

北九州市門司区・小倉南区

危険区域の沿岸長:908.8m

浸水区域:12.2km2

浸水被害人口:31,487人

関連する気候変動情報

将来予測

海面上昇

1990年~2000年度の間で9cm~88cm

特記事項:全地球平均

情報源

情報ソース
大学・研究機関
出典名
周防灘における高潮と温暖化の海面上昇による沿岸域への影響
作成時期
2005年