気候変動の影響と適応策
畜産(肉用豚、採卵鶏、肉用鶏、乳用牛)に関する気候変動の影響と適応策

- 農業
- 西日本
- 福岡全域
- 福岡県
- 公開日
- 2021年03月17日
影響
既に現れている気候変動による影響
肉用豚
- 繁殖成績の低下、斃死、増体・肉質の低下
採卵鶏
- 斃死、産卵率・卵重の低下
肉用鶏
- 斃死、増体・肉質の低下
乳用牛
- 乳量・乳成分の低下、斃死、繁殖成績の低下、疫病の発生
地域:西日本
特記事項:自治体へのアンケート結果
将来懸念される気候変動による影響
肉用豚
- 2046-2055年における RCP8.5の場合の6月、7月、8月、9月の結果を示している。現在についてみると、特に7月及び8月において沿岸部を中心に日増体量の低下が見られる。将来になるにつれて、日増体量の低下は、内陸部でも拡大する。沿岸部では日増体量の低下が15%以上になる。
肉用鶏
- 2046-2055 年における RCP8.5の場合の6月、7月、8月、9月の結果を示している。現在についてみると、特に7月及び8月において沿岸部を中心に日増体量の低下が見られる。将来になるにつれて、日増体量の低下は、内陸部でも拡大する。沿岸部では日増体量の低下が 5~15%の所もある。
地域:九州
気候変動適応策
乳用牛(乳量低下、乳成分(乳脂肪率・全固形分率の低下))
夏期における混合飼料(TMR)の発熱抑制
期における乳生産性低下への対策技術として有効である。
地域:全県
主体:県
情報源
- 情報ソース
- 国
- 出典名
- 気候変動の影響への適応に向けた将来展望(平成31年3月)、農林水産省
- 作成時期
- 2019年3月