気候変動の影響と適応策

気象災害等に関する影響に関する気候変動の影響と適応策

影響

既に現れている気候変動による影響

気象災害等に関する影響

  • 凍害、晩霜害も増加を指摘した都道府県数は、どちらかといえば東日本以北で多く、西日本以南に少ない傾向であった。
  • 晩霜害の減少についての指摘は、関東・東山1、東海・近畿1、中国・四国1、九州・沖縄1 で、西日本以南が中心であった。
  • 落葉果樹の晩霜害は、東日本以北で増加が、西日本以南で増加と減少が指摘された。
  • 雪害は北日本では変化が小さく、東日本、西日本では減少傾向にあると推定される。

地域:西日本

特記事項:2003年に都道府県の果樹関係公立試験研究機関を対象に実施した調査

関連する気候変動情報

現状

  • 年平均気温が1989年~2004年の全国平均で100年あたり1.06±0.25℃上昇
  • 1970~1989年の平均と比べ1990年以降の平均は0.68℃高く、近年の温暖化による農業生産への影響は、この差に起因している部分が大きいと考えられる。

地域:全国

特記事項:年平均気温の上昇に関する記述は、「異常気象レポート」(気象庁)

情報源

情報ソース
大学・研究機関
出典名
温暖化がわが国の果樹生育に及ぼしている影響の現状
作成時期
2008年6月16日受理