気候変動の影響と適応策

河川堤防の耐震化・液状化対策に関する気候変動の影響と適応策

影響

既に現れている気候変動による影響

  • 時間雨量50mmを超える短時間強雨や総雨量が数百mmから千mmを超えるような大雨の発生による甚大な水害(洪水、内水、高潮)の発生

将来懸念される気候変動による影響

  • 洪水を起こしうる大雨事象の増加
  • 施設の能力を上回る外力(災害の原因となる豪雨、高潮等の自然現象)による水害の頻発
  • 発生頻度は低いものの施設の能力を大幅に上回る外力による極めて大規模な水害の発生
  • 気象庁気象研究所の4 モデルによるSRES A1B シナリオの下での気候変動予測データを用いて、全国の109 ある一級水系流域を対象に治水計画の目標安全度レベルの流域平均降雨量の将来変化倍率を整理したところ、全モデルを通じておおむね全国的に増加傾向

気候変動適応策

河川堤防の耐震化・液状化対策

県管理河川の築堤区間における堤防の補強、老朽化対策(耐震化・液状化対策)について、平成16年から実施している耐浸透対策を目的とした堤防点検(土質調査)を活用し、現地調査及び対策工法の検討等を実施している。

地域:全県

主体:県

情報源

情報ソース
県データ(県庁関係課アンケートを含む)
出典名
県庁関係課アンケート
作成時期
2020年1月