気候変動の影響と適応策
梅雨前線に伴う集中豪雨の発生に関する気候変動の影響と適応策
- 西日本
- 公開日
- 2021年03月17日
影響
既に現れている気候変動による影響
- 2009年7月の中国・九州北部豪雨など、梅雨前線に伴う集中豪雨が頻繁に発生している。
地域：九州
将来懸念される気候変動による影響
- 梅雨前線に伴う集中豪雨が増加する可能性は、九州では有意な増加は見られなかったが発生頻度はかなり多いことから今後も警戒する必要がある。
地域：九州
特記事項：気候モデル：5kmRCM
現在気候：1979～2003年
21世紀末気候：2075～2099年
- 九州は増加量が多いにも関わらず、有意性が出ていないが、それは、現在気候において、すでに発生頻度が多く、25年において各年のばらつきが大きかったことが原因している。
- 九州では有意な増加傾向はないが発生頻度からみれば他地域よりかなり多い。
情報源
- 情報ソース
- 大学・研究機関
- 出典名
- 気候変動に伴う梅雨期の集中豪雨の将来変化に関する領域気候モデルを用いた基礎的研究
- 作成時期
- 2011年9月30日受付