気候変動の影響と適応策

河川事業(その1)に関する気候変動の影響と適応策

影響

既に現れている気候変動による影響

  • 湿原【降水量の減少や湿度低下、積雪深の減少による乾燥化】

将来懸念される気候変動による影響

  • 湖沼【富栄養化が進行している深い湖沼での水温の上昇による湖沼の鉛直循環の停止・貧酸素化と、これに伴う貝類等の底生生物への影響や富栄養化、湖沼水温の上昇やCO2濃度上昇による動物プランクトンの成長量の低下】
  • 河川【最高水温が現状より3℃以上上昇した場合、冷水魚が生息可能な河川面積が減少】
  • 湿原【降水量や地下水位の低下による高層湿原における植物群落(ミズゴケ類への影響、気候変動に起因する流域負荷(土砂や栄養塩)に伴う低層湿原における湿地性草本群落から木本群落への遷移等】

気候変動適応策

河川事業

河川事業を行う際、環境に配慮し、潤いのある水辺空間や多様な生物の生息・生育環境の場としての川づくりを目指している。また、堰や落差工には魚道を設ける等、河道の連続性確保に努めている。

地域:北九州市

主体:市町村(北九州市)

情報源

情報ソース
市町村アンケート
出典名
市町村アンケート
作成時期
2020年1月