気候変動の影響と適応策

自然林・二次林(トガサワラ)に関する気候変動の影響と適応策

影響

将来懸念される気候変動による影響

トガサワラ

  • RCM20 とMIROCシナリオでは、中部と九州などは分布域に適域が対応したものの、分布域の外側に適域が予測された。
  • RCM20 とMIROCシナリオでは、分布東限以東の中部と西限以西の九州に適域が予測された。

地域:九州

特記事項:<気候変化シナリオ>

  • 気候統一シナリオ第2版(RCM20)
  • MIROC3.2(hires)の2081~2100年の平均値

関連する気候変動情報

将来予測

現在の気候データと将来予測データの比較(全国平均)

  • RCM20:気温が2.8℃上昇、WI(暖かさの指数)が23.9℃・月上昇、TMC(最寒月最低気温)が2.9℃上昇、PRS(夏期降水量)が182mm増加、PRW(冬期降水量)が28.9mm減少
  • MIROC:気温が4.3℃上昇、WI(暖かさの指数)が40.5℃・月上昇、TMC(最寒月最低気温)が4.6℃上昇、PRS(夏期降水量)が266mm増加、PRW(冬期降水量)が27.5mm増加

地域:全国

情報源

情報ソース
大学・研究機関
出典名
温暖化の日本産針葉樹10種の潜在生育域への影響予測
作成時期
2009年6月2日受理