気候変動の影響と適応策

有機汚濁の進行した水源に対応した浄水プロセスの選定に関する気候変動の影響と適応策

影響

既に現れている気候変動による影響

  • 水温の上昇、水温の上昇に伴う水質の変化

将来懸念される気候変動による影響

  • 水温の上昇に伴うDO(溶存酸素)の低下、水質の悪化
  • 富栄養湖に分類される多目的ダムの増加
  • 不確実性は高いものの、水温上昇や降雨の変化等に伴うダム貯水池での藻類増殖や底層水質悪化、濁度上昇の影響

気候変動適応策

有機汚濁の進行した水源に対応した浄水プロセスの選定

①水道原水水質特性の総合評価

貯水池水源の水質は良好であるが、表流水水源(遠賀川)で有機汚濁が進んでいる。

②浄水プロセスの選定

有機汚濁が進行している水源を原水とする浄水場において上向流式生物接触ろ過施設を設置している。これにより、低コストで原水水質が改善される。

地域:北九州市

主体:市町村(北九州市)

情報源

情報ソース
市町村アンケート
出典名
市町村アンケート
作成時期
2020年1月