気候変動の影響と適応策
水稲（高温等）に関する気候変動の影響と適応策
農林水産業
- 農業
- 全国
- 公開日
- 2021年03月17日
影響
既に現れている気候変動による影響
- 気温が高ければほとんどの品種で現れる移植から出穂までの生育期間の短縮が温暖化が原因で発生しているとした道府県数は30。
- ほとんどの道府県で白未熟粒について発生が増加していると回答し、うち半分はその原因が温暖化であるとの認識。
- 胴割粒や高温不稔の発生増加や減収傾向、カメムシ類による斑点米の多発やカメムシの種類の変化に関する指摘が多数。
地域：全国
特記事項：2005年に都道府県の農業関係公立試験研究機関を対象に実施した調査
気候変動適応策
- 移植時期の晩期化等、種々の対策が実行・推奨
地域：全国
関連する気候変動情報
現状
- 年平均気温が1989年～2004年の全国平均で100年あたり1.06±0.25℃上昇
- 1970～1989年の平均と比べ1990年以降の平均は0.68℃高く、近年の温暖化による農業生産への影響は、この差に起因している部分が大きいと考えられる。
地域：全国
特記事項：年平均気温の上昇に関する記述は、「異常気象レポート」（気象庁）
情報源
- 情報ソース
- 大学・研究機関
- 出典名
- 農業に対する温暖化の影響の現状に関する調査
- 作成時期
- 2006年3月