気候変動の影響と適応策
捕獲量の減少(ブリ、サワラ、スルメイカ等)に関する気候変動の影響と適応策

- 水産業
- 福岡県
- 公開日
- 2021年03月17日
影響
既に現れている気候変動による影響
- 高水温が要因とされる分布・回遊域の変化、漁獲量の減少(ブリ、サワラ、スルメイカ)
- 南方系魚種の増加や北方系魚種の減少
- 藻場減少に伴うイセエビやアワビなどの漁獲量減少
- 温暖レジームにおいて高い水温が継続していることにより、加入量が増大したことや、分布回遊範囲の変化が生じ漁場が形成されやすくなったことにより、ブリの資源量・漁獲量が1990年代以降、高水準
将来懸念される気候変動による影響
- 植物プランクトンの現存量と一時生産力が変動する可能性
- 分布回遊範囲や体サイズ変化(サケ、ブリ、サンマ、スルメイカ、マイワシ等)
- 海水温の上昇による藻場の構成種や現存量の変化によるアワビなどの磯根資源の漁獲量の減少
気候変動適応策
二枚貝の生産安定対策(ナルトビエイ食害防除方法開発)
ナルトビエイ分布状況の把握(漁獲されたナルトビエイの測定)。
主体:県
情報源
- 情報ソース
- 県データ(県庁関係課アンケートを含む)
- 出典名
- 県庁関係課アンケート
- 作成時期
- 2020年1月