気候変動の影響と適応策
増養殖等(キセルハゼ等)に関する気候変動の影響と適応策

- 水産業
- 福岡全域
- 西日本
- 福岡県
- 公開日
- 2021年03月17日
影響
既に現れている気候変動による影響
キセルハゼ
- 現在、瀬戸内海では播磨灘(兵庫県)、備讃瀬戸(岡山県)、愛媛県(燧灘)、備後芸予瀬戸(広島県)、安芸灘(広島県)、および周防灘(山口県、福岡県)で、その他、有明海(福岡県、佐賀県)、日本海(福岡県)、伊勢湾(三重県)での生息が確認されている。
ナルトビエイによるアサリ等二枚貝の食害
- 温暖化にともない、最近、瀬戸内海西部や有明海で大量出現している南方侵入種とされる。本種の二枚貝への食害が初めに問題になったのは有明海である。
地域:全県
気候変動適応策
- ナルトビエイによるアサリ等二枚貝の食害は、2002から周防灘で深刻な問題となり、2004年から大分県が、2005年から山口県、2007年には福岡県も加わり、ナルトビエイの本格的な駆除を実施している。
地域:山口県,九州
主体:県
情報源
- 情報ソース
- 大学・研究機関
- 出典名
- 瀬戸内海の魚類に見られる異変と諸問題
- 作成時期
- 2008年