気候変動の影響と適応策
ヒラメ、マダイの生息不適等に関する気候変動の影響と適応策

- 水産業
- 西日本
- 公開日
- 2021年03月17日
影響
将来懸念される気候変動による影響
ヒラメ
- ①中期的(現状+1.4℃上昇時)には、日本海沿岸域の山口県以西及び瀬戸内海沿岸で生息不適となる。
マダイ
- ②中期的(現状+1.4℃上昇時)には、日本海沿岸域の山口県以西で生息不適となる。
スルメイカ
- ③地球温暖化によって海域の水温が上昇すると、スルメイカの主産卵期や回遊経路および成長率が変化すると予測されており、西日本を中心に主漁期・主漁場が大きく変化する可能性がある。特に山陰から九州北部において影響が大きい。
地域:西日本
特記事項:①②地球温暖化予測情報第5報(気象庁、H15.3)、IPCC 第3次報告A2 シナリオに準拠
③50年後にSSTで平均2℃、100 年後に平均で4℃上昇することを条件に試算
情報源
- 情報ソース
- 大学・研究機関
- 出典名
- 水産資源ならびに生息環境における地球温暖化の影響とその予測
- 作成時期
- 時期不明