気候変動の影響と適応策

現在気候実験に対する21世紀末気候実験の変化比率(その2)に関する気候変動の影響と適応策

影響

将来懸念される気候変動による影響

  • 現在気候実験に対する21世紀末気候実験の変化比率では、九州地方北部で年最大時間流量の平均値が大きくなる傾向がある。
  • 現在気候実験に対する21世紀末気候実験の変化比率では100年確率年最大時間流量が大きくなる傾向がある。
  • 現在気候実験での10年確率年最大時間流量を超える時間流量の発生回数では、洪水規模が九州地方北部で洪水の発生頻度が多くなる。

地域:九州

特記事項:流出計算の入力に用いたデータ:気象庁気象研究所の全球20km格子大気モデル(MRI-AM20km)によって計算された気候推計情報

現在気候実験:1979-2003年

近未来気候実験:2015-2039年

21世紀末気候実験:2075-2099年

情報源

情報ソース
大学・研究機関
出典名
気候変化が日本の河川流量に及ぼす影響の予測
作成時期
2010年8月26日受付